ひとり美人の7人の敵
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幼稚園のころ、友達が持っていたりかちゃんハウス
が欲しかった。
小学生の頃は、振りを覚えるためにピンクレディの
レコードが欲しかった。
そして、高校生の頃はベストテンが見たかった。
しかし、うちの両親はとても厳しい人達で、勉強に
関係のないものが欲しいときは、彼らを納得させる
理由が必要だった。
でも、欲しいものは訳も無く欲しいのであって、ベ
ストテンが見たい理由なんて、歌を覚えたい事と、
次の日学校でみんなの話題についていきたいだ
けに決まっている。
そして、私はお決まりの
「みんな持ってるのに~~」
「みんなおもしろいって見てるのに(;。;)」
というセリフを吐くのであったが
「みんなとは誰ぞや!」と母の厳しい攻撃にあう。
「あっちゃんとテルと瑞奈と。。」
クラスの仲良しグループの名前を挙げてはみるが、
「あんたが言うみんなとはクラス45人中3人のことか
!!それにうちにはうちの方針がある!!!」
と、さらに激しい母の反撃に、返す言葉も無くぶくぶ
くと撃沈をするのである。
(ちなみに、夜9時以降テレビ禁止、夜中のラジオ
禁止、ドライヤーの使用禁止、文化祭・体育祭の
打ち上げ参加禁止だった)
社会に出て、同僚と仕事に関する価値観がぶつか
ってしまったとき、つい「Aさんも言ってたんだけど
」「課長も同意してくれたけど」とその場に居ない
人の意見を、ついつい使ってしまうことがある。
人(日本人?)は小さい頃から、自分の意見を確固
たるものにしたい場合、他に同じ意見を持っている
人がどれくらいいるかで、いかにその意見が正しい
のか、まっとうなものなのか、証明をするような思考
回路になっているのかもしれない。
だが、社会人13年目にして、それはとても失礼なこ
とだと気付いた。
まさかAさんや課長は、自分達の知らないところで、
勝手に自分の発言が使われているとは思いもしな
いだろう。
それに、たとえその場にAさんや課長が同席したとし
ても、同じ発言をしてくれるとも限らない。
要するに、多数意見を盾にして自分を守っているよ
うなものだ。
残念ながら、人は他人に責任を持つ事ができない。
なので、他人の意見にも責任を持つ事ができない。
と私は思う。だから、勝手に他人の意見を乱用して
はいけないし、自分の意見は自信と責任を持って
大切にしたい。
会議が白熱した時や、自分の意見が少数派の時、
必ず冷静になるために立ち止まる。それは、自分
の意見(Iメッセージ)なのか人の意見(Youメッセ
ージ)なのか。
私には私のやり方(意見)があり。そして私は私
のやり方にしか責任が持てないのだ。
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