悩み解決!ほめ屋の「ほめ本」

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第1回 『大河の一滴』(五木寛之)

ほめ屋の原点は、この一冊に凝縮されていると言ってもいいくらい、
もっとも影響を受けた本です。

この本のメッセージは

人間はみな大河の一滴にすぎないが、
一つの大きな流れの中で生きているという点で、みな共通しており、
生きているという、まさにその一点でみな価値がある

ということです。

特に胸を打つエピソードは、
貧弱なライ麦が命を支えるために11,200kmもの根を伸ばしてゆく
生命力の神秘を讃える箇所です。

あまりパッとせず、どんな貧弱に見えるような人でも
その背後では大変なエネルギーを費やして努力している。
「生きる」ということは、それだけ大変なことなんだ。
と作者の五木さんは伝えたいのです。

当時精神的な病に苦しんでいた私は、
自分が「生きている」っていうその事実だけでも十分立派なことなんだなと、
頑張りすぎてきた自分から肩の荷が降りました。

涙があふれました。
自分の胸の内から、
枯れかけていた生命の泉がこんこんとわき出るようでした。

生きていていいんだ。
俺は決して無価値な人間ではないんだ。

その確信や自己肯定感が、のちのちの私を精神的に支え、
そして、路上活動「ほめ屋」の原点となっていくのです。



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