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第16回『「願う力」で人生は変えられる』(アラン・コーエン)

「願い事をする」というと、
なんだか子どもじみていて非現実的な感じがするとか、
どうせそんなものは通じないんだとか、
そういう冷めた思いについつい引きずられがちです。

ところが、この本で言われている「願う力」とは、
極めて力強く、あらゆることを実現する力を持っているのです。
なぜなら、この世界は善で満たされているからだと著者は言います。

「この世界は善で満たされている」という考え方は、
単なる空想ではなく、古来から西洋哲学で客観的実在とされている真実です。
この伝統的な説に基づいて著者は、
願えば願うほど、その願いごとは叶うようになると言っています。
この世は善で満たされているのですから、
必ずや、あなたの願いは満たされるであろうというのです。

信じられないようなことが立て続けに書かれているのですが、
著者は、そのことが信じられないのは人間のほうに「欠乏思考」が、
根強く残っているからだと指摘しています。
世界は善で満ちているのに、それが認識できないのは、
人間の思考のほうが欠乏に犯されているからなのです。

そもそも人間は、善で満たされている世界に住んでいるのですから、
本来は「完全な存在」であったわけです。
日光の恵みを浴びてすくすくと育つ存在なのです。
ところが、「欠乏思考」に犯されるに応じて、
善で満たされている存在から引き離されて、不完全で陰気な存在に堕していくのです。

そういった内なる「完全な存在」に近づこうとする行為こそが、
「願う力」であり「祈る力」であるのです。
だからこそ、願えば願うほど、祈れば祈るほど、
その願い事がどんどん叶うようになっていたわけなのです。
「完全な存在」が願い事が叶えられないわけはありませんよね。


今回はなんだか哲学的な話になりましたが、
ほめ屋のノウハウも、実はこの哲学に根ざしているのです。

つまり、ひとは誰でも「完全な存在」を内に宿しているのです。
だから、あなたは決して自分を卑下する必要がないのです。
もしあなたが「内なる自分」に基づいて行動することが出来たなら、
そのつど、自分をほめてあげてください。
そうすることで、徐々にあなたの中の「完全な存在」が目覚めるようになり、
あなたは生き生きと生きられるのです。

ほめ屋は、そのことを心から信じていまし、
あなたが「完全な存在」になって、
次々と夢や願い事を実現されることを心より願っています。



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