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第38回『「原因」と「結果」の法則』(ジェームズ・アレン)

私たちは心の中で考えたとおりの人間になる。

私たちを取りまく環境は、
真の私たち自身を映し出す鏡に他ならない。


これが、自己啓発本のロングセラー『「原因」と「結果」の法則』の考え方です。

本当にその状況を心の中でイメージしていたかという疑問は残りますが、
それでも、自分がコントロールできる範囲内においては、
とてもすばらしい内容の本です。


「思いと人格」「思いと環境」「思いと健康」「思いと目標」「思いと成功」・・・

このようなテーマにおいて、
いかに、私たちは心の中で考えたとおりの人間になるのかを説明しています。
特に、著者は「人格の向上」という言葉をよく使い、
思いを実現する中で、自分が成長していくことの大切さを訴えています。

いわゆる自己啓発本では、
自分の願いが実現することにウエイトが置かれがちですが、
この本では、願いが実現する過程の中で自己が成長することにウエイトを置いています。

自己が成長する中で、願いも実現するようになってくるという
好循環がこの本から読み取ることが出来ます。

つまり、自分の人格が高まれば、
自ずと物事は成功するように傾いてくるという考え方です。

この格調の高さが、ロングセラーとなっている証拠なのでしょう。
物事がうまく運ばないと、つい周りの環境のせいにしたがるものですが、
そんな中でも辛抱強く自己鍛錬することの大切さが訴えられており、
厳しいけれども、受け入れやすい考え方になっています。

カーネギーやナイチンゲールといった偉人にも影響を与えているのは、
そんなところにあるのかなあと思いながら読んでいました。

というわけで、もっともっと成長したいと願うあなたにおすすめの一冊です。



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