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第42回『迷ったときは運命を信じなさい』(ディーパック・チョプラ)

理想と現実、可能性と必然性、自由と運命・・・・・

これらは全て対立するものと思われがちです。


人間関係の網の目にわずらわされて、
自分のやりたいことが何も実現できないと思うことは、
多々あると思います。
自分の理想は、現実によって阻まれることもよくあることです。


ところが、この本では、自分の願望にばかりこだわるよりも、

運命や現実の中にこそ、願いを実現する糸口があるから、
その中にある「偶然の一致」(シンクロニシティ)に注意を払うことが
大切だとされています。

なぜなら、自己は、家族や地域の人間関係の網の目の中で育まれた存在であり、
ひいては、その国々の風土や歴史がなければ、
その網の目すら存在しなかったからです。
つまり、「自己とは他人である」と著者は語っています。

もっと広げて言えば、
人生とは、自己と他人の間で発生する一連の出来事としてとられられるので、
人生とは、この世で特別に自分に与えられた才能を、
大勢の人のために役立てるチャンスの場であるとみなすことができます。

それでは、どのようにすれば、
そのように自己意識を高めることが出来るのでしょうか。

著者は、自己を見つめる瞑想を深めることと、
他人との関係を増やし深めること、
そして、スートラという唱句をとなえることだとしています。

瞑想法もスートラも、この本の中で詳しく書かれているので、
興味のある方は、ぜひ手にとって見てみてください。


瞑想もスートラも、拒絶感を招きがちなことばですが、
いまお話したような文脈の中で読んでみると、
腑に落ちやすく受け入れやすいものになっています。


この「ほめ本」を読んでくださっているのも、
この本をご紹介させていただいたのも、何かの縁ですし、
まさしく「偶然の一致」だと思います。

ここまで読んでくださった方は、これも何かの縁と思いますので、
興味がわいた場合は、ぜひ手にとって読んでみてください。



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