ハッピー☆ウーマンへの道
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私の人生の中で、いちばん最初に強烈な「憧れ」の感情が
芽生えたのは、ある一冊の本に出会ったときでした。
全世界で多くの読者に愛されている、その女性。
『赤毛のアン』こそ、私の「なりたい!」の原動力と
なった最初の女性でした。
今回は私の個人的なお話になりますが
おつきあいくださいね!
夢見がちで、豊かな想像力で自分をとりまく世界を
七色に染めていくアン。
ダイアナという無二の親友の存在や後のパートナーとなる
ギルバートとの間に生まれた「恋に近い友情の芽」という
人間関係の素敵さも、10代に入ったばかりの私には
まぶしく映ったものです。
また物語の舞台となったアボンリー村の
美しい自然描写にも魅了されました。
アンがネーミングした「恋人たちの小径」や「輝く湖水」。
真似をして、自分の遊び場にもロマンティックな名前を
つけて悦に入ったものです。
さらに私の憧れは、物語だけでなく、
その物語を紡ぎだした作者のルーシー・モード・モンゴメリと
彼女の住んだカナダのプリンスエドワード島へも広がっていきました。
『赤毛のアン』は少女時代にモンゴメリが書き溜めていた
メモや日記から創作されたものだと言います。
そんな背景に触発され、当時の私も「創作メモ」もどきを
つくるようになりました。
魔法や妖精といった、ちょっと不思議な力が登場する物語。
素敵・美しいと思える言葉を連ねた詩のような散文。
信じること、夢見ることの大切さを訴える決意表明のようなエッセイ・・・。
そうした言葉の断片を紡ぎ、自分の世界をつくることの楽しさに
目覚めたことが、今のライター・詩人・俳人としての活動の
バックグラウンドになっていることは間違いないと思います。
また、都会生まれ、都会育ちであるにもかかわらず、
北海道という、カナダに似た気候と自然を持つ
土地に住むことになったのも、
意識したわけではありませんが、
少女時代の「憧れ」が引き寄せた「偶然のような必然」
だったのかもしれません。
さらに言えば、「作品」そのものだけでなく、
「作品」の向こうにいる著者に興味を抱くという思考回路は
後に「編集者」という職業を選ぶ道に繋がっていったとも
考えられます。
「こんなふうになりたい!」
「こんな世界に行ってみたい!」
あなたの少女時代に、そんなふうに思ったことはありませんか?
もし、あなたが今、この先の一歩をどう踏み出そうか迷っているのなら、
こうした質問を自分にぶつけてみてはどうでしょうか。
「得意なこと」「興味をもてること」「頑張れそうなこと」
原点に戻るように、まだ社会なんて何も知らなかった頃に抱いた
純粋な「憧れ」にこそ、そのヒントが隠れているかもしれません。
ただ、物語のアンとは対照的に、作者のモンゴメリ自身は、
単純に「幸せ」とは言えない人生を送っています。
最初はどこの出版社でも不採用だった『赤毛のアン』が、
活字となって世に出た途端、ベストセラーになったという
サクセスストーリーの一方で、
出版社との法廷闘争や経済的安定はあっても愛情に薄い夫婦生活、
執筆の忙しさからくる不眠や頭痛、そして精神を病んだ夫の看病・・・と
いった辛さや苦しみも抱えていたようです。
それでも、読者の期待に応えるべく、赤毛のアンシリーズを
書き続けたモンゴメリ。
いえ、もしかしたらアンの人生を書くことで、彼女自身が
「希望」と「救い」を得ていたのかもしれません。
そんな「精神の杖」となるような何かを持っていれば、
強くいられるような気がしますし、私自身にとっても
「言葉を紡ぐ」ことがそうなっていくことを願っています。
「書き続ける情熱」「夢を見続けるハート」
モンゴメリのその精神と想像&創造力こそ、
私にとっての最大の憧れなのです。
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はじめまして。
「赤毛のアン」私も大好きです。
自分のコンプレックスをコンプレックスと思って卑屈になってしまわないアンの気持ちが本当にいいと思います。
一昨年秋に病で床に伏していた時,家族に図書館から「赤毛のアン」を借りてきてもらい,読んだ覚えがあります。
その時「ああ,私はアンだ」なんて,赤毛でそばかすいっぱいのアンに想いを重ねたり。
2年経った今,まだまだアンの強さの爪の垢ほども身につけていないですが,私にとって支えになっているピアノの音を高めていく目標ができて強くなれそうです。
先日,たけまゆりさんの「泣くならここで」を購入しました。
素敵な言葉があふれんばかりにありました。
これからも,1ファンとして応援しています。
投稿者 あべちゃん : 2006年05月20日 09:31
>あべちゃん
コメント、ありがとうございます!
たしかに、アンの強さは「コンプレックスをコンプレックス
と思わない」ところにありますよね。
どんな状況でも、「考え方ひとつ」で幸せになれる
という良いお手本だと思います。
拙著を読んでくださり、ありがとうございます。
お言葉、励みになります。
これからも、頑張って書いていきますので、
読んでくださいね!
投稿者 まゆり : 2006年05月20日 16:49






