ハッピー☆ウーマンへの道

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vol.15 ゆるキャラで愛される女性(猫村ねこさん)

たれぱんだ、リラックマ…
多くの人の心を捉えて話題をさらった癒しキャラ・ゆるキャラですが、
今この「人」の右に出るキャラクターはいないでしょう。

それは、猫村ねこさん。

ほりよりこさん作の漫画『きょうの猫村さん』に
登場する猫村さんは、猫だてらに人間のお宅で
ご奉公をする家政婦さんでもあります。

その脱力系のイラストと、作中で描かれるどこか懐かしい風景、
そしてなんといっても、猫村さんのほんわかキャラと「猫なしぐさ」が
読者の心をとらえて離さない話題作。

猫なのに、人間界に自然に溶け込んでいる…
そのシュールな設定はとても新しいのに、
猫村さんのキャラには「昭和の良き日本婦人」的な
古くて正しい魅力が満ち溢れています。

今の殺伐とした世の中、こういう雰囲気を持った人に
そばにいて欲しい。
そんな無意識の欲求が、猫村さんの人気を
押し上げているのかもしれません。

そして何と言っても猫村さんは、
正しい生活者としての「幸せ感」をまとっています。
そこに注目すると、ちょっとした日常で
ハッピーになれる種を拾うことができるような気がするのです。

・言葉遣いが丁寧
 →品の良さが周囲を和ませる

・家事の途中つい鼻歌が出てしまう
 →心の底から仕事が好き・楽しんでいる

・常に前向き
 →「しっかりするのよ。がんばれ私」「しっかりやらなきゃ。猫村ねこ」
 というように辛いときほど自分に喝を入れる

・マッサージが上手
 →「気持ちいい~」と言われると、打ち震えるほど嬉しいというほど
 旺盛な奉仕精神

・負けず嫌い
 →争いは好まないけれど、競争には負けたくない
 特にバーゲン会場で火がつく(笑)

・縁起を担ぐ
 →事前にできる努力は怠らない

・一途な想い
 →雨に濡れていた子猫の猫村さんを拾ってくれた恩人で、今は遠い外国で
 暮らす「ぼっちゃん」。いつか再会する日を夢見て、しっかり稼ぎ、
 外国語を学ぼうと思っている。

・人情家
 →ご奉公先の犬神家で、家族からやっかいモノ扱いされているヤンキーの
  尾仁子お嬢様のこともほうっておけず、「本当はワルじゃない」と
  信じている

家政婦協会の様子や、いわくありげなお宅に勤めるところなど
人気テレビドラマシリーズ「家政婦は見た!」を思わせるところもありますが、
ドラマほどドロドロしていないのは、やはり猫村さんが「ネコ」という
ファンタジックな存在でストーリーの中に存在しているからでしょう。

猫村さんのカワイさは、ある意味「おばさん」的とも言えるかもしれません。
でも、こんなカワイイおばさんになら、是非なってみたいもの。
歳を重ねるほど、「恥」を忘れて図々しくなるのではなく、
奥ゆかしさを保ちながら、芯の強さを育てていきたい。

そんなふうに思わせる、猫村さんの魅力なのです。



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