ハッピー☆ウーマンへの道

« vol.16 使命を背負って闘う女性(井脇ノブ子さん) | ハッピー☆ウーマンへの道 | vol.18 好きなことを「天職」にした女性(寺島しのぶさん) »

vol.17 「普通」からキャリアを積んだ女性(松永真理さん)

もともと何かに秀でていたわけではない。
確固たる職業意識があったわけでもない。
でも、人との違いや摩擦の中から、
「私の型」がどのように創られていったのか、
その過程をひもとく20年の長旅であった。

「iモード」の開発者として
今や輝かしいビジネスウーマンとして活躍中の
松永真理さん。
でも、ドコモへ転職する前のリクルート時代を描いた
『iモード以前』のあとがきにはこう記しています。


「『iモード事件』を書いた時は、
陽のあたる所からスタートしたと思われていたので、
実はそうではなかった、ということを書きたかったんです」

そう、あるインタビューでも答えている松永さんは、

「陽のあたらない所にいた時のほうがキャリアが作られた」

とも振り返っているのです。

迷いながらの就職活動。
希望の部署に配属されず、辞めることばかり考えていた日々。
気の合わない上司……。

たぶん、フツウのOLなら誰もが感じたことのある不満と不安を
20代前半の松永さん自身も抱えていたそうです。

こんなとき、あなたならどうするでしょう?
すぐ辞めてしまう?
それとも仕事は「お金を稼ぐため」割り切って
プライベートを充実させる?

どれが正しいとは一概に言えませんが、
もし「仕事で自分を成長させたい」と考えるなら
松永さんの解決法に学ぶといいかもしれません。

・社内に期待が持てないなら、社外の人に聞いてみよう!

当時、就職情報新聞をつくる部署にいた松永さんは
大手新聞社に原稿をもらいに行くときに
見出しの付け方などを聞いたと言います。

外部と接触のない部署でも、知り合いや先輩など
「これを学びたい」というものを習得している人に
教えを請うという方法はあるでしょう。

「教えてほしい」と真摯に頼られると、
手ほどきをしたくなるのが人情。
臆せず、飛び込んでいく勇気が未来の扉を開くはずです。

・仕事場に完璧な上司・先輩を求めすぎないこと

「スキルの吸収は分散投資と同じ。
いろんな人から少しずつ学べばいい」と松永さん。

自分の人生を導く「メンター」を求める風潮もありますが、
人生に転機を与える人との出会いはそうそうあるものでは
ないのが現実。

コツコツと、与えられた環境から、
必要なものを吸収するほうが賢いと言えそうです。


こうして、自分自身の流れを変えていった松永さん。
内側から活性化できているのを感じ、
社内にも手を差し伸べてくれる人が現れ、
希望部署への異動が決まります。

それからしばらくは、ノリに乗って編集業に邁進。
ところが、30歳を前に、再び不本意な部署に異動となり、
体調を崩すほどの低迷期を迎えてしまうのです。

でも、やはりここでズルズル堕ちていかないのが
松永さんの強さ。

これまで「自信がない」と断り続けていた管理職研修を
受けることにしました。このとき31歳。

仕事を続けている女性にとって、
20代からまた一皮むけていかなければいけない30代。

「責任をとる」という覚悟を決めてから、
その後は驚くほど仕事がうまく回り始めたそうです。

責任ある地位にいくのは怖いことでもあります。
でも、充実感もそれだけ大きくなるもの。

変化を拒むか、受け入れるか。

自分自身の「内なる声」と、周囲の状況を見極めて、
適切な舵取りができるかどうかが、
成否の分かれ目と言えるかもしれません。


「働くうちに『仕事筋力』がついてきた」

という松永さん。

もともと何かに秀でていたわけではない。
確固たる職業意識があったわけでもない。

もし、あなたが今そうした状況にあるとしても、
ゆっくりと階段を上っていく方法はあるのだと
教えてくれるお手本の女性と言えるでしょう。



ひとり美人メルマガのご登録はこちらから!
(無料です!毎週金曜夜に更新情報をお届けします)
メルマガバックナンバーはこちらから


« vol.16 使命を背負って闘う女性(井脇ノブ子さん) | ハッピー☆ウーマンへの道 | vol.18 好きなことを「天職」にした女性(寺島しのぶさん) »

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.1bijin.net/mt/mt-tb.cgi/169

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)