ハッピー☆ウーマンへの道

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vol.7 新しい仕事をつくる女性(佐藤和歌子さん)

「『なりたいもの』ではなく、『やりたいこと』優先で」

私たちが何か夢や目標を描くとき、
たとえば「スチュワーデス」とか「学校の先生」とか
何か既存の「職種」を思い浮かべて、
そこを目指していくことが多い、というか普通のやり方だと思います。

でも、もしかしたら、そうしたやり方では、
「なりたいもの」にはなれても、「やりたいこと」は
できないかもしれません。

「憧れの職業には就いたけど、理想と現実は違った」
というヤツです。

今回は、そんな矛盾に苦しまないために、
参考になる生き方をしている女性をご紹介します。

自称「マドリスト」を名乗る、佐藤和歌子さん。
「マドリスト」は訳せば「間取り収集家」ということだそう。

佐藤さんが「マドリスト」を名乗るきっかけとなったのは、
デビュー作『間取りの手帖』(リトルモア刊)の刊行。

この本は、「間取り通信」というフリーペーパーを
発行していた活動が出版社の目に留まり、
それを元に編集されたもの。
このとき、何か肩書きをつけようと思いついたのが
「マドリスト」だったと言います。

新しい「肩書き」とともに、
「間取りコメンテーター」という新職種が誕生した瞬間です。
ちなみにこの本は全国紙の書評でも大きく取り上げられ、
10万部のベストセラーとなりました。


実は、この『間取りの手帖』という本は一風変わっています。
つまり、建築学的に「真面目に間取りを考える」本ではないのです。

居室の倍以上の広さを誇るバルコニー、風呂だけ屋上にあるなど
「こんなの誰が住むの?」「これ、おかしくない?」という
妙な想像力をかきたてられる、ツッコミどころ満載な間取りを並べ、
そこにボソッとつぶやくような佐藤さんの絶妙なコメントが
付けられている、ちょっとシュールな内容。

そもそも、佐藤さんが「間取り」に興味を持つようになったのは、
大学時代からと言います。
引越しを考えている友人が持っていた住宅情報誌に載っていた
「おかしな間取り」を「もったいないから取っておこう」と
切り取ったのが最初だそう。

でも、そういう佐藤さん自身は引越しの経験もなく、
それまで「間取り」と深く向き合ったことはなかったと言います。

でも、その後もいろいろ間取り図を見つけてきては
「これどう?」と友達と盛り上がれる・・・そんなコミュニケーションの
ツールともなる「間取り」にどんどん引き込まれていったのです。

ただ、ここからが佐藤さんのスゴイところ。
彼女の活動は間取り図を収集するだけにとどまりません。
もともとインディーズ系やサブカル系のお店に出入りすることが
多かったこともあり、自身で「間取りTシャツ」をつくって
そういったところに委託販売で置いてもらったのです。

『間取りの手帖』の元になった「間取り通信」も
もともとはTシャツの解説のために作ったもので、
気が向いたときに出す程度でした。

それでも、行動が運を開いていきます。

個性的な切り口での「情報発信」は、
敏感な人たちのアンテナに引っかかって注目されていくもの。
「間取り通信」によって、いろんな波及効果が生まれたそうです。

「間取り通信」を置かせてもらっているお店の
フリーペーパーに「間取り対談」を書いたり、
イベントに呼ばれて「間取りトークショー」をしたり。

「間取り通信」が名刺代わりとなって
どんどん活動の幅が広がったのです。

専門的な「間取り解説」ではなく、
そこでの「暮らし」や住む人の「ライフスタイル」に
焦点を合わせたサブカル視点の「マドリスト」。
このオンリーワンの「肩書き」を見つけたことこそ、
佐藤さんの強みだと思います。

そんな中、『間取りの手帖』の出版の話が持ち込まれます。
そのときはまだ大学在学中。フリーとしてやっていく決意はなく、
就職活動もしていたそう。

でも目下の不況でどこも雇ってくれず、
それと相反するするように本と「マドリスト」の肩書きが売れて
結果、そちらの方面で頑張ることに。

「本を一冊出したとしても、
それがそのまま仕事になるわけがない」

そう考えていたといいますが、
本を出す前から地道に行なっていた活動が、
「興味・やりたいこと」を「仕事・お金を稼ぐ」ことに
結びつけてくれたのでしょう。

たとえ趣味でも、あなたが今とても夢中になれることがあったら、
人が「おやっ?」と思うような「肩書き」をつけてみては
どうでしょうか?

既存の価値にとらわれず。
誰かと一緒に盛り上がりたいこと。

もしかしたら、そこから「仕事の種」が
芽を出してくる可能性だってないとは言えませんよ♪

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参考文献

▼頭で儲ける時代(2004年3月号)



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とってもいいお話を聞かせていただき、
ありがとうございました!!

人が「おやっ?」と思うような「肩書き」・・・

これってすっごくいいアイディアですよね。
私も何だかやりたくなりました(^O^)

投稿者 miti : 2006年06月25日 18:02

いつも励みになるコメントありがとうございます!

「肩書き」って単に役職だけじゃなく
自己PRとしても使えるんですよね。

mitiさんも、何か個性的なの考えて
みてください♪

投稿者 まゆり : 2006年06月26日 12:03

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